話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選

今年もaninado様で集計されているこちらの企画に参加させていただきます。

https://aninado.com/archives/2022/12/02/940/

■「話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選」ルール

・2022年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2022年中に公開されたものとします。

 

リアデイルの大地にて 12話「移住と、建築と、飛行と、大地」

監督:柳瀬雄之
脚本:筆安一幸 絵コンテ・演出:柳瀬雄之
作画監督:柳瀬雄之 総作画監督:出口花穂、大場優子、桝舘俊秀

仮想世界、仮暮らしの宿、設定上ママと呼ぶ子供たち。思えばケーナさんの周りは「仮」のものばかりで、それらが「本物」に裏返ったのがこの最終話でした。

現実で叶わなかったことを別世界で成し遂げたい、という願いは異世界転生のセオリーに思います。ケーナさんもそれは同じで、ついに寝たきりのままだった現実の代わりにゲーム世界のリアデイルで冒険をするお話でした。

一方で、仮想世界で何をしようと虚しいだけ……という気持ちもあるものと思います。少なくとも初期のケーナさんは今の場所をゲームだと割り切り、気を病み、常にどうしようもない怒りを抱えていたようにも見えました。それだけに子供っぽく横暴な振る舞いも目立ったけど、そもそも仮のものに責任を負う必要もないもんね。

だけどこのアニメは最終話ではじめて家を建てる。この仮想世界をこそ新しい現実と定めて、腰を下ろした場所には花が贈られる。そして自分で言わせたのでない子供たちから「お母さん」と呼んでもらえることに胸がいっぱいになりました。

もちろんスカルゴさん達から向けられていた愛情だって偽物では無いのでしょう。現実で母親になれなかったケーナさんは当時どういう思いで3人をキャラメイクしてたんだろうね……

この仮想が本当に自分の生きるに値する世界だ、と現実を書き換える力強さは『リアデイルの大地にて』というタイトルにも色濃く感じられました。

 

スローループ 8話「ここがいい」

監督:秋田谷典昭
脚本:大知慶一郎 絵コンテ:Royden B 演出:富田祐輔
総作画監督:滝本祥子 作画監督:井嶋けい子、原友樹、STUDIO MASSKET

このアニメは全話をひとつなぎにしてお互いの距離感を一歩ずつやり直す過程が美しく、1話を絞るのは難しいのですが、海凪小春という人に注目すればこの回は本当に大きかったと思います。

小春ちゃんは決して聖人ではないんだよね。気に入らないことがあれば怒るし、自分の意思だって持ってる。だけど「笑顔でいれば」という願い*1や、1話時点では家すらセーフティゾーンではない複雑な境遇から、迷惑をかけて嫌われてはいけない、自分が頑張って求められる人格を演じなければならない人にも見えました。それってすごく疲れることです。

8話でひよりちゃんと意見が食い違ったとき、「自分はこう思う」って自然に言えるのがもう嬉しかったよね。相手との距離感次第では喉に詰まる台詞だったと思います。そして小春ちゃんが崩れたときは料理の役をひよりちゃんが代わってくれる、今まで自分がやるべきだった役もいざというときは周りの家族が支えてくれる。そういった環境が今の小春ちゃんの前に広がっていることが本当に心強かったんです。

つらいときは弱音を吐いていい……なんて言葉はかけてあげたいけど、きっとその台詞を届けてあげられるのは、隣で一緒に時間を積み重ねてきたひよりちゃんの他にいないのでしょう。小春ちゃんにとっての重い枷が外れるような、その瞬間に上がった花火は何度見ても泣いてしまいました。

その上、笑顔でいること、料理をすること、お姉ちゃんであることは嫌々してたことじゃないもんね。「頼れるお姉ちゃん」と今の小春ちゃんのありのままを肯定してくれるED入りも最高でした。

 

CUE! 5話「スタートライン」

監督:片貝慎 助監督:鹿谷拓史、西邑大輔
脚本:浦畑達彦 絵コンテ:博多正寿 演出:ゆめ太カンパニー演出部
作画監督:上原史也、小原佑太 総作画監督:田中彩、薮田裕希

こちらも話数には悩んだけど、このタイトルを大好きになったきっかけの回を選びました。

5話はまず劇中アニメ『花爛漫!ブルームボール』制作に向けたスタジオ全体の雰囲気が好みでした。監督も原作者も、その場にいる全員がただ良いアニメを作りたい一心で同じ目的に向かっている感じ。

それは声優も同じで、「声から想いを発信して作品に影響を与えられる」と感じられたのが強く印象に残りました。陽菜ちゃんの演技が生徒Aの可能性を見せて ⇒ 原作者の脳内の引き出しを開き ⇒ 慌てて監督が原作をめくり ⇒ (ツバキの)この表情はそれか~!の流れがもう痺れるほど心地良い。ある意味でアニメ制作にとって理想的な光景にも思います。そして事を成せたのは偶然だけではなく、能天気な亀井さんの表情を豊かに語れるように、陽菜ちゃんが演じる相手の想いを深く汲み取れる子だからなのでしょう。

5話時点の陽菜ちゃんたちは声優としては未熟なタマゴです。だけど単に台詞を読むだけじゃない、命を吹き込むことをしたこの回で、ハッキリと何かが動き出す予感がしたのを覚えています。それは陽菜ちゃんが声優のスタートラインを切った意味でも、このアニメはなんかヤバいぞ……!と居住まいを正した意味でも。

見るたびに思いがけない緻密さ、そこに籠められた愛を感じるようになり、どっぷり嵌ってしまいました。2022年では特に思い出深いタイトルです。

 

SPY×FAMILY 5話「合否の行方」

監督:古橋一浩
脚本:川口友美 絵コンテ:笹木信作 演出:高橋謙仁
総作画監督:浅野恭司 作画監督:南東寿幸、伊澤珠美、村上達也、岡本達明、宮川智恵子

時系列はアーニャの入学直前。レベルの高い今作でも5話はさらに特別で、子供を盛大に送り出してあげること、この回をとびきり煌びやかにすることの意味を感じました。

「身の丈に合わない学校に入る」って実は結構しんどいことだと思います。勉強について行けなさそう、学校での生活に馴染めなさそうと不安は尽きなくて。だけどそんな子供を前に親がしてあげられることなんて何一つ無いんだよね。せいぜい美味しい夕飯を食べさせて祝うくらい。

それは仮初めの家族であるフォージャー家だって同じことです。ただ一般家庭と違うのはその規模。お城も貸切るし、人手総動員で、花火だって打ち上げられるド派手さに笑ってしまいました。だけどこれほど豪華であろうと、普通の家庭と同じように、間接的な応援しかできないことに変わりは無いのでしょう。

伝わるのは想いの強さです。ロイドさんに自覚があったかはともかく、フォージャー家ができる最大級のやり方で、ひいてはこのアニメができる最大級のやり方で見送ってくれたことが心から嬉しかったんです。

 

勇者、辞めます 11話「勇者の資格」

総監督:信田ユウ 監督:石井久志
脚本:村越繁 絵コンテ:相澤伽月 演出:後藤康徳
総作画監督:杉村苑美 作画監督:林優、山下由利子、黄凤、徐学文、曽品喬

世界を滅ぼす脅威となった勇者に立ち向かう魔王軍、という逆転劇が盛り上がりポイントだった今作。その脚本をアニメとしてどう落とし込むかに舞台的な魅力が詰まっていました。

勇者と魔王の立ち合いって位置関係にある程度のテンプレがあります。勇者・挑む者は画面右向き、魔王・迎え撃つ者は左向きのような。初代のマリオとクッパとかもそうだよね。これはどう見るのが正解という訳ではありませんが、総監督が演出で入っていた『えんどろ~!』にも同じ意識は見られ、役者の位置や向きにはかなり神経の通った作風だなと感じています。

Bパートは問答の続く場面ですが、その台詞を誰が、どの立場から投げかけるのかが画面の中で何度も入れ替わり、思わず釘付けにされた視聴でした。
    挑むエキドナ / 立ちはだかるレオ (10話)
↓ 勇者の立場と共に死を受け入れるレオ / 勇者を魔法で苦しめる魔王エキドナ
↓ 救う側としてのエキドナ / 勇者ではない自分を認められたかったレオ
↓ 勇者に囚われるレオ / 勇者としての死を与える魔王エキドナ
↓ 魔王の役割を果たし翻って叫ぶエキドナ

みたいな、内容はざっくりだけどこのくらい逆転が起こって。さらに台詞選びも堂々とした「勇者」と「魔王」の口上をなぞって繰り広げられる圧巻の回でした。

 

ちみも 6話「地獄マター / しあわせ地獄」

監督:ぴのあると
脚本:うえのきみこ 絵コンテ:藤原良二、釘宮洋 演出:ぴのあると
作画監督:堤舞 アニメーション協力:DeeDee Animation Studio

今年は『ちみも』に数年分の笑顔をもらった気がします、大好きなアニメ。

6話はとてもシンプル。まずAパートは身近な失敗の話に共感しました。日曜起きたら夕方で何もできない地獄……とか悲しいけどあるよね。たとえ現実で少しくらい嫌なことがあっても、ちみもが物陰からモヤモヤを回収&有効活用してくれてると思えば気持ちも楽になれます。

"あるある"の連続にやっぱりこの世は地獄だね~で終わるところを、それで済まないのが『ちみも』だね。Bパートは何がどう転んでも幸せになってしまうお話。ただでさえ楽しくて可愛いアニメな上に、畳みかけるような幸せの応酬にすっかりノックアウトされてしまいました。

日々は地獄なこともあるけど、幸せなことも沢山あって、ちみもと一緒なら毎日を笑って過ごせる。不幸があれば幸せも返って来る感触は全話を通して心地よかったです。ただ実際見てると、想像してたより何倍も大きな幸せを返されてしまうんだよね。視聴後はいつも笑顔で満たされていた素敵なアニメでした。

 

神クズ☆アイドル 9話「STAGE.09」

監督:福岡大生
脚本:蒼樹靖子 絵コンテ:福岡大生 演出:藤中達也   
総作画監督:細田沙織 作画監督:細田沙織、水野隆宏、高村遼太郎、平田雄三

自分の中から不意に生まれた想い、仁淀くんの返した嘘偽りの無い言葉に泣いてしまいました。

まずAパート、2周年ライブを前に総集編を兼ねて、仁淀オタたちの回想から「あれが良かったよね~」って言い合うのがはちゃめちゃに楽しいよね。自分の好きだったものを振り返って話し合うのは何よりも楽しいことです。きっと年末年始にこの文を見ている人には伝わるものでしょう。

そしてBパート、客席が見えた瞬間ここぞというカメラの回り込みが必殺の斬れ味でした。それほどに強い衝撃をファンから受け取ったのを皮切りに、次は仁淀くんなりにファンへ言葉を返すことに繋がり、また受け取ったファンから慣れないアンコールを送ることへと続いていくんだね。お互い不器用でもコール&レスポンスの形になったものを指して「アイドルらしくなった」と呼べるんだと思います。

辞めなくてよかった、この一言がもうとんでもなくて。息を忘れて目を皿にして見ていました。現実のライブでも演者の人が感極まって……という時はあるけど、仁淀くんがこぼすのは涙ではなくもっと朴訥とした言葉で。人間の心の底から絞り出された想いが、ステージという場所で表になったこと。それを目撃してしまったことの凄まじさを改めて実感するようでした。

 

組長娘と世話係 6話「はじめてのおともだち」

監督:川崎逸朗
脚本:川崎逸朗 絵コンテ:今井翔太 演出:今井翔太、本間理莉
総作画監督:枡田邦彰、佐藤元昭 作画監督:五月女妃苗、窪敏、井元一彰、劉云留、北村友幸、橋本純一

温かい家庭、子供が子供らしいまま暮らせる場所、という心理的な安全性が胸に響いた回でした。

子供って大人が思う以上に賢く、自身の置かれた状況を察知しているものです。八重花ちゃんは極道の娘という立場から、軽々しく家に人を呼べない、仲良くなった人がまた遊んでくれるとは限らない……と色々なことに遠慮してしまう子でした。

だけど本来は子供がそこまで気を回す必要は無いんだよね。八重花ちゃんが友達を「家に呼んでもいい?」と切り出せたのは、それだけ家が信頼できる場所になっているからなのでしょう。でなければ優しい八重花ちゃんは、大切な友達を傷つけまいと、自分の欲求を犠牲にしてしまうのかもしれません。お願いを聞き入れ見守る大人たちの視線が本当に温かい。

霧島が八重花ちゃんに料理を贈るのも好き……誰かが誰かの喜ぶ顔を思い浮かべながら作ったもの、というのが大好きです。このアニメでは霧島もまた子供に属していて、心に飼い続ける幼い自分を日々に重ねながら、不器用なりに少しずつ大人になるお話でもありました。その意味で、気のいい大人たちに囲まれて幸せに暮らせるのは八重花ちゃんだけでなく、霧島もまた同じだったんだろうと思います。

 

ぼっち・ざ・ろっく! 6話「八景」

監督:斎藤圭一郎
脚本:吉田恵里香 絵コンテ・演出:藤原佳幸
総作画監督:けろりら 作画監督:けろりら、冨田真理 作監補佐:森川佑紀

どこを取っても良いようなアニメですが、ぼっちちゃんがチケット完売のために路上ライブをした6話を選びました。

家族以外の全ての人間に怯えるぼっちちゃんにとって、目の前にいる人が敵ではないと思えること、顔を上げて観客の笑顔が見えることは、それこそ世界が変わるほど大きな一歩なんだと思います。「これから沢山ライブしたらもっとこんな笑顔が見れるのかな。見れたらいいな」の台詞が凄まじくて。このブログでは繰り返しですが、人の奥底からポッと浮かんできた気持ちに私はたまらなく弱いです。

ぼっちちゃんは成功すればすぐ調子に乗ってしまう人です。このシーンでもそれは半分同じで、元々の目的だったチケット販売のビラさえ風に舞い上がってしまいます。だけどもう半分のところで、これはいつも通りじゃない、本当に大切な何かを掴みかけたんだと、興奮と不安がないまぜになったような表情(1枚目)のカットに射貫かれてしまいました。たかが路上ライブ一つですぐに何かが変わるわけない、まで含めてオチが付くのも巧かったね。

そして一歩を、もしくは半歩を踏み出した人にはちゃんと祝福の花火が用意されてる。だけどぼっちちゃんの性格ではきっと花火を見ないんだろうね。遠くで上がる花火を隠す……なんて構図どうやって思いつくんだろう。薄闇の中でやっぱり一人の世界に閉じていくぼっちちゃんがニコニコしてるのを見ると、後藤ひとりという人の習性をすっかり知ってしまった私たちは、心から幸せを感じてしまうんです。

 

4人はそれぞれウソをつく 4話「星に願いを」

監督:星野真
脚本:清水恵 絵コンテ・演出:久保博志
総作画監督:佐々木敏子 作画監督:小林多加志、上野翔太、佐々木敏子、カルテ.ディエム、成元鎔、趙雅羅

何でもありのハチャメチャな日常ながら、意外なほど繊細で筋の通ったストーリーが印象的でした。中でも4話は千代さんの「傷が癒える」展開にもびっくりしました。

さらりと笑いのネタに出た刀傷だったけど、これは時に深刻なことです。特に千代さんは普通の女の子でいることに憧れを抱く人だから、鬱々と悩む描写こそ無くとも、綺麗な姿には一生なれない事へのどうしようもなさも感じました*2。星にかける願いも「傷が無くなりますように」とかじゃなく「薄くなりますように」って願うんだよね。

だけどここが何でもありの世界なら、学校にUFOが突き刺さっているなら、道理を覆して綺麗な脚に治ることだって出来る。ここを見たとき、なにか人生が救われたのと同じくらいの嬉しさを感じてしまいました。

4話は全体の良さも見逃せません。このアニメは4人それぞれに友達を思いやる仕草があり、それらが巡って、結果的にお互いを支え合っているようで。物語の動力にいつも友情が見えるのが好きなポイントでした。例えば直接願いを叶えたのはリッカ大佐でも、人が願うことを理解できない大佐をその気にさせたのは翼さんの何気ない優しさだったりするんだね。

日々を4人で過ごすことは楽しいだけでなく、この美しい友情がある限り、望むべくもない幸せにさえ繋がっているんだと感じられた回でした。

 

その他候補

・その着せ替え人形は恋をする 8話「逆光、オススメです」
・賢者の弟子を名乗る賢者 2話「わし、ウソついた……」
・佐々木と宮野 1話「初めて。」
・ヴァニタスの手記 20話「Mal d'amour―不治の病―」
・プリンセスコネクト!Re:Dive season2 2話 「きまぐれ猫の躊躇い〜月明かりのアンティパスト〜」

・であいもん 3話「夏宵囃子」
・ダンス・ダンス・ダンスール 5話「死ね、ねーだろっ」
・阿波連さんははかれない 8話「夏祭りじゃね?」
・ヒーラー・ガール 5話「空は青くて山は緑、川の戦い銀河ステーション」
・ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期 10話「かすみん☆ワンダーツアー」

・てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!! 5話「ランプの章」
・Extreme Hearts 12話「SUNRISE」
・メイドインアビス 烈日の黄金郷 10話「拾うものすべて」
・邪神ちゃんドロップキックX 8話「イルカにノって大騒ぎ!ハラハラドキドキ南島原!」

・ロマンティック・キラー 1話「魔法設定なのに漢字が多い」
・万聖街 2話「魔王観察日記/狼人間観察日記/ほか」
・ヤマノススメ Next Summit(話数選択なし)
・Do It Yourself!! 10話「DIYって、どんぞこ?・いんぽっしぶる?・ゆうきとやるきがあればなんでもできる!」

 

おわりに

今年もたくさんのアニメを見られて幸せでした。年末にこうやって好きなものを話すこと、他の方の記事を読むことが1年の楽しみになりつつあります。

10本を選ぶのは悩みましたが、候補となった話数も気持ち一つで入れ替わるほど確実に面白かったです。今年は候補もかなり絞ったつもり……だけど、どうしてもアレもコレもとなっちゃうね。それほど良作に恵まれた年でした。

来年もきっとまた素晴らしいアニメに出会えますように。

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*1:3話でその意味を知ったときも泣いちゃった……

*2:元々パンチのあるネタをするアニメだから、ここもそういうノリなのかなとも思ったり。