なんかやりたい ④腕を上げる

はじめに

②回目では頭~首までを回して横を見ることができました。次は上半身~腕にかけて動いたらもっと楽しそうです。

③回目については、お話で言いたいことや見せたいものを絵や動きから発信できるのがおもしろいよ!! という内容でした。とても大事に思っていることなのですが、今回はまず動かすところからやりたいなと思っています。

 

anime197166.hatenablog.com

anime197166.hatenablog.com


なにしよう

特にシチュエーションには拘らず、「腕を生やして・腕を上げる」ことができたら楽しそう! 絵は手を上げてくれないからね…。

 

1.やってみよう

f:id:akt197166:20210114111747p:plain

腕を生やしました。手首から肘・肘から肩にかけて段差がつく感じ。腕は細身よりですが個人によって好みが分かれそうなところです。

ここから右手を真上まであげてほしい。

2.腕を上げるまでの計画

f:id:akt197166:20210113202832p:plain

スタートの場所 ゴールの場所 真ん中の3枚を始めに作ってから、それぞれの間を2枚ずつ取る作戦でいこうと思います。これだと全部で7枚になる予定。

動きの途中を支える点(緑の〇)は、等間隔に分けるよりも、動きはじめ/動き終わりに近いところへ1つずつ置いた方が自然な動きになるはずです!覚えてきました。

 

3.上半身も動くよ

f:id:akt197166:20210113211729p:plain

2枚目、ゴールの場所を作ります。

右腕を上げると、腕につられて左肩が奥へ回り込むかもしれません。特に頭身が低い子のときは手に体が引っ張られるようにすると可愛さが上がりそうな予感…! なるべくロボットな動きにならないように全身で動くことを意識します。

そしてもう1つ、この動きを実際にやってみると右腕は回っていることに気付きました。腕が回る…?
正直うまくできてはないと思うのですが、まずは手首に印をつけてみました。横向きの手首 縦向きの手首 では太さの見え方が違います。例えばここは手を上げるにつれて徐々に広くなっていくはずです。当たり前のことを・・・と思うんだけど、こういうのが難しいよね。*1

目線は手を追いかけるようにすると良いかもしれない。左腕もちょっと上がると良いかもしれない。
あれぇ・・・シンプルなことをやりたい主旨から外れてきたような気がしてきました・・・

まあいっか!!!

(一応カラダは鏡で確認できるところも多いので参考にできます)

 

4.間を埋める

3枚目のナナメ絵も作りました。残り4枚、前後を見ながら間の線を取ります。

f:id:akt197166:20210115181239p:plain
f:id:akt197166:20210115181235p:plain

はじめに作った3枚よりは少ない手間で済むのですが、結局気になったところの見直しが出て来るので思ったよりも時間がかかりました。後から気づくと遡って修正になるのでたいへん…! 途中で線が迷子にならないよう何度もリプレイして確認します。

5.完成!

f:id:akt197166:20210114124710g:plain

なんとか手を上げてくれました! 筋肉まわりに詳しくなればもっとうまく出来るとは思いますが、ひとまず動いているように見えます。

これで最初にやりたかった「腕を生やして・腕を上げる」がひとつできました。

よかった。つかれた。

 

x.思いついてしまったこと

運命の行方、人生の岐路、日常の迷路で人は時に道を失う。これでブログを書いて終わるはずだったのですが… なんというか。せっかく手を上げてもらったのに、このまま何もないのもな と思って。実はもう1枚遊びで作っていました。

f:id:akt197166:20210113171312p:plain

※いちばん右

ああ余剰、遊びでやったことに限ってなんかいい感じに見える現象…!

よーし、腕を降ろすまでやるぞー!

 

6.ふたたび作戦立て・作る

手を上げたところから今度は前に降ろします。どうせだったら勢いをつけてビシッと振り下ろす感じにしたい!  便利のために、腕を上げ切ったところを「3」として番号と絵を対応させています。

f:id:akt197166:20210115210445p:plain
f:id:akt197166:20210115210451p:plain

分かりやすくするつもりが逆に分かりにくいかも。。。

つまり「いったん右腕を奥に引いて」パワーを貯めてから「腕を前に倒す」ができればよさそう。3~4までは短い距離に枚数を使うのでぐぐっと動き、4~5までは長い距離をほぼ同じ枚数で動かすぶん素早く振り下ろすはず! 追加で9枚、計16枚になる予定です。

 

やり方はさっきと同じ。元になる4をまず作ってから前後を埋めます。

f:id:akt197166:20210115182942p:plain
f:id:akt197166:20210115182945p:plain

後ろに引いた腕につられて体が正面を向くように。また頭が奥に行くと前髪が上がって、顎のラインも見えるかもしれません。

f:id:akt197166:20210114232116p:plain

参考になるものも見つつ。腕を手前に持ってくると長さが圧縮されるぶん何が正しいのか分からなくなりがちです…。手は遠近が大げさになりすぎない程度に拡大。頭も急に落ちるところなので、髪はふわっと空気を受けるようにすると良さそうです。しゃがみに合わせて背中~腰にかけても曲線へ。考えることが多い!
 

7.今度こそ完成

f:id:akt197166:20210115162122g:plain

ひとまずできました! もっと元気よくビシィッとしたいときはよりオーバーに振り抜いてから弾むように戻るとよさそう。

実は振り下ろす間に3枚入れたのは若干モッタリした動きになってしまいました。そのため内2枚については映る時間を短めにしています。

書いてる途中は何をやってるんだろうと思うこともしばしばなのですが、、、いざ通しで動いたときの高揚感はなんとも言葉にできません…。うれしい!! 

 

おわりに

腕を上げ下げするだけのはずが、前までと比べてもかなり手間がかかりました。腕に紐づいて肩から毛先までぜんぶ連動するのが大変。アニメにはもう顔だけ映っててほしい…嘘、いつもありがとうございます。

一応このブログの主旨としては、アニメをより豊かに見たい!(⇒ そのために何かしら手を動かしたいな…)というところから来ております。なので、描かねぇ奴は画面見る資格ないぜ!と言うのは決して無くて、見たときに感じるおもしろさのポケットが自分の中で増やせたらいいなあと思っています。それがもし他の人にも追体験のかたちで何かしら思うきっかけになったら値千金。そのあたり思ってることも一回まとめてみたいね。

長くなりました! 以上です!

 

*1:手首で例えましたが、とはいえメキメキに突き詰めてばかりでも時間がかかってしまいます。もちろん丁寧に越したことはないのですが肝心なことは、見たときに違和感がないか、手間に見合うだけの注目されるべきシーンか等々だと思います。要領よく…と言うと簡単だけどね。